隣町に産婦人科を見つけたから、そこに向かった。 病院というより、家のように落ち着いた。 「神田 奈子さ〜ん。」 その呼びとともに、先生のいる部屋に入った。 『妊娠、3週ですね。おめでとうございます。』 妊娠……してるんだ。