彼は御曹司






道路のあちら側にいる京也は私に気づいていなかった。



そして、2人は、ジュエリーショップに入っていった。



『ハハハハ……そっか。

私は彼女じゃないもんね……』


京也に好きな人がいても、おかしくないよね。


私と京也は、政略結婚だもんね。