家の鍵が閉まっているかを確かめ、近くのケーキ屋へ向かった。 私たちの家の近くには、公園がある。 もちろん、そこには子供たちがいるわけで。 『いいな……』 正直、京也とはこの1ヶ月で、毎日のように夜の営みをしているわけで。 いつかは、愛されたい。 なーんて、叶うはずもない夢を抱きながら、毎晩、京也に体をあずけ、私だけが愛を捧げる。