一番星のキミに恋するほどに切なくて。《改装版》



「蓮さん!あたしも持つよ!」

「………いい」


蓮さんは、大量に買ったあたしの服やらなにやらを全部もってくれていた。


「だって……」


すごい量なんだよ?絶対、絶対重いよ…。


レストランから出て、二人でショッピングモールを散策してるんだけど…。


蓮さん、疲れてないかな??蓮さんの買い物、何もしてないし…。


「…お前じゃ無理だ。荷物に潰れる」

「だ、大丈夫だよっ」

「……………………」


む、無視ですかっ…。


「わぁ〜綺麗!あたし結婚したら絶対あんなウェディングドレス着る!!」


仕方なく蓮さんの後をトボトボついて行くと、すぐ近くで女の子達の甲高い声が聞こえた。


そちらに視線を向けると、ウェディングドレスが飾られているウィンドウに張り付く女子高生が二人いる。



「あっははっ!彼氏もいないくせに何言ってんのよ」

「うるさいなぁ!これからよ、これから!」


そう言って二人組の女子高生は行ってしまった。

立ち止まってウィンドウを見つめる。


「夢月?」


綺麗なウェディングドレス。年頃の女の子はやっぱりこういうのに惹かれるもんなんだよね。


いつか…なんて望まない。望んだって…絶対に叶わないんだから。


「…お前もああいうのに興味あるのか?」



立ち止まったあたしに気付いて、少し先にいた蓮さんが戻ってきた。

蓮さんもあたしと同じようにウェディングドレスを見ている。