一番星のキミに恋するほどに切なくて。《改装版》



「ガキのくせに、気ィつかいやがって」


蓮さんは小さく笑い、あたしの頭をガシガシと撫でた。


「ガキって、あたしはもう18だよ?」


蓮さん、あたしの事子供扱いしてる。


むくれていると、蓮さんは「ぷっ」と吹き出して笑った。


その笑顔を見たら、なんだか嬉しくて、どうでも良くなってしまった。


そして、しばらくしてから料理が出てきた。


「…おいしいっ」


あたしが頼んだのはハンバーグとクリームソーダ。本当に色気がないと思う。


こういう時、女の子は口が汚れないようなメニューを選んだりするんだよね。


そらに、また子供って思われるかな……。


チラリと蓮さんを見ると、蓮さんはタバコをふかしながら、ボーッと窓の外を見つめていた。


「蓮さんは食べないの?」

前でコーヒーを飲む蓮さん。ご飯食べないのかな?

そう言えば、蓮さん何か頼んでたっけ??


「…腹が空かない…」


蓮さんは眠そうに目をこする。今日は起きてからそう時間の経たないうちに出て来てしまったから…。


それって…あたしのために…。でも………。