一番星のキミに恋するほどに切なくて。《改装版》



「…とりあえず着替えろ」

「へっ?あ、ラジャー!!」


せっせと着替えようとパジャマのボタンを外すあたしを見つめて、蓮さんは一瞬呆気にとられていた。


「…くくっ…」

「蓮さん…今笑った?」

「…さあな。それより、お前そのまま着替える気か?」


え、そのままって、早く着替えろって言ったのは蓮さんで……ってあ!!!


あたし、蓮さんの目の前で普通に着替えてた!!


「っ!!着替えるからあっち向いてて!!」

「ようやく気づいたか。ラジャー」

「蓮さんっ!怒るよっ!」


そんなやり取りをしながら、お互いに笑い合った。


なんか楽しいなぁ…。いつぶりにこんなに笑ったんだろう。あたし、こんなに笑えたんだね。