「あたしの親友!ずっと大好きだぞー!!」
「ふふっ、亜里沙、苦しいよ!」
抱きついてくる亜里沙に、あたしは笑った。
「お、噂をすれば!」
あたしに抱きついたまま、亜里沙織さが指を指す。その方向へ視線を向けると…。
「卒業おめでとう、夢月」
手を上げて微笑んでいる、蓮いた。
「結婚式は、あたしも呼んでよね!」
「き、気が早いよ、亜里沙!」
そう言って走り去っていく親友を見送り、蓮に駆け寄る。
「迎えに来たぞ」
「ありがとう、蓮!」
あたしは、蓮に抱きつく。
「ほら、行くぞガキ」
ベリッとあたしを剥がして、車に乗り込む蓮に、あたしは笑う。
これは、照れ隠しだからた。


