一番星のキミに恋するほどに切なくて。《改装版》



「蓮さんは何歳なんですか?」



すごく大人っぽいから、あたしより年上なのは確実なんだけど…。


「23」

「えっ!?」


もう少し、近いと思ったのに。5歳も離れてるなんて……。



「…なんで驚く」


怪訝そうにあたしを見る蓮さんの視線に気付かないふりをした。


「…えーと、もっと歳が近いと思ってたから」

「お前、いくつだ?」

「18……」

「本気か?」


え?本気かって何!?


驚いている蓮さんに、今度はあたしが首を傾げる。


「中学生だろ」


ガーン。


蓮さんの小さな呟きが胸に突き刺る。ひ、酷いよ……。


確かに背の順は小学校の時からずっと一番前。150センチしかないのだ。顔も童顔、幼児体型……。これって…あたしがいけないのかな。


「……気にするな」

「…れ、蓮さん…。励ましてる?」


傷をえぐった蓮さんに慰められてる…。全然慰めにならないよっ…。


「…高校生が家出して平気なのか?」


―ドキン

「……えっ…と……」


何て説明しよう……。一応あたしは病気だから休学になってるんだけど…。


「…出席…停止…みたいな…?」


自分で行って苦しい言い訳だ。みたいなって…。


「…何か仕出かしたのか?」


「う、うんまぁ…そんな感じかな…」

「………………そうか」


あ……ごまかせたみたい。