一番星のキミに恋するほどに切なくて。《改装版》




「蓮、あたし頑張るよ」

「そうか……なら、俺はそんなお前の隣にずっといる」


そう言って笑ってくれる蓮に、あたしは笑った。


どんなに辛くても痛くても…。明日が見えなくなったとしても、蓮との未来を信じてる。


諦めたりしないから、蓮との時間を繋ぐよ。あたしは…あたしの夢と蓮の為に精一杯抗ってみせるからね…。



車で30分、あたしは蓮に頼んである場所に来ていた。



「…お前…こんなので良かったのか?」

「ここがいいの!!」


目の前に立つドーム状の建物を見上げながら笑顔を浮かべるあたしを、蓮は不思議そうな顔で見てる。


「プラネタリウム…蓮と来たかったの…」


蓮があたしの好きな所へ連れて行ってくれると言ったので、プラネタリウムへ連れてきてもらった。


映画を見たいとか、遊園地に行きたいとか…そういうのは、いっぱいあるけど…。


やっぱり、星が見たい。


「夢月、相変わらず、星好きだな」


「キラキラして綺麗だから」


「ガ……」

「ガキって言ったら怒るからね!!」



蓮、ぜったいあたしの事子供だと思った!!全く、いつも子供扱いばっかりして!!


「むぅ……」

「ほら、ふてくされてねーで、風邪ひくだろ、入るぞ」


蓮は、またもやむくれるあたしのほっぺたを摘まんで、笑う。


「いひゃい」

「饅頭みたいだな」

「むー……」

「ククッ、怒るな」


でもまぁ……。楽しそうな蓮を見たら、そんな事もどうでもよくなってしまった。