冬の夜空に咲いた嘘。


「本当にそれでよかったの?
…ルイ…。マダムのことが好きなんでしょう?
アルム、わかるんだから…!
なんにも知らないと思わないでよ…。
辛いよ、ルイのそんな顔……」



「アルム、キミにはわかるかな…?
一度左手にはめた指輪を外すのは…
死ぬことよりもずっと…
ずっと難しいことなんだよ…」