「昨日はほんとごめんね。」
「なーに言ってんのよ、それよりさ、あれから神谷先輩とどうなったの?」
目をクリクリさせて、好奇心旺盛の小学生みたいな表情で聞いてくるみなと結衣。
「あー…ちょ、、トイレ行ってくる!」
なんて答えていいか分からなくて誤魔化して教室をでた。
トイレになんかもちろん行きたくなくて、1人で校舎を歩いていると
ドンっ。
下を向いて歩いてたから前から人が来るのに気づかなかった。
「ごめんなさい」
咄嗟に謝って顔をあげる。大きい目に白い肌、ブラウン色の長い綺麗な髪を巻いた綺麗な人だった。周りには他に3人の先輩もいた。
少しの間その綺麗な女の先輩が私を見ていて。