その後 授業はほとんど
自己紹介だった
4限続けて自己紹介は
物凄く面倒臭かった
昼休みになると
また柳がニコニコと
駆け寄って来た
‥次はなんだよ
「昼飯は俺が奢るから
付いて来なさ~い☆」
なんでこんなにも
上機嫌なのだろうか
昼飯奢ってくれるなら
付いて行かない訳には
いかないだろう
単純な自分を恥ずかしく
思いながらも付いて行く
購買で昼飯を買って貰い
そのまま視聴覚室へと
入って行った
‥視聴覚室って飲食
禁止じゃないのかな?
すると黒髪の美男子が
無表情で座っていた
「壱くん おっはー☆」
「‥‥‥‥」
‥え?無視?
黒髪美男子は柳を
無表情で見つめている
「壱くん こいつ春ぽんね
春ぽん こっちは壱くん」
柳は相変わらず笑顔で
お互いを紹介した
「どうも」
「‥‥‥‥‥」
また無視かよっ!!!
「壱くん 春ぽんは俺達と
一緒だから心配しなくて
いいよ 大丈夫だから」
と美男子に微笑みかける柳
すると美男子はゆっくりと
口を開きどうもと会釈した
‥俺達と一緒?
