君色ワールド

はあっとため息をひとつ吐いて、上靴の中に入ってる砂を出して履いた。



足の裏がジャリジャリする……。





もう……なんで?


なんで砂なんかが……。




気分が重いまま、あたしは自分の教室へ向かった。