君色ワールド

「陽輝くん!?
一緒にいるの、誰よ!あいつ‼」




あたしを罵る声が。




予想はしてた。


こうなるって。




さっき屋上に行くときもちらほら見られていたし。






「いやー!ありえない!」


「あの女すげえな」


「トリオの隣とか怖くて無理だよな」


「さっきも上に行くとこ見たやついるぞ」


「うわっ、上に行ったのかよ!」




男子までもがひそひそと話し始めた。