君色ワールド

「手!なななんで握って……!」




「いいの、これで」





ニコッとあたしのほうを見て微笑む君塚くんにノックアウト。




タンタンと階段を下りて、3年の教室へ向かう。








「……ちょっと!どういうこと!?」




やっぱり……聞こえてきた。