君色ワールド

君塚くんを指さして、あたしにそう言う高岡彰。





「教えないと猫って呼ぶけど?」




「それは嫌!言うから!」




「名前は?」



「……久保菜心」




「学年は?」



「3年…」




「クラスは?」



「……君塚くんと一緒」




「……なるほどね」



「え?」