君色ワールド

こうなったら瑛士に助けを求めよう。





「ねぇ……瑛士」




右にいる瑛士にボソッと話しかけた。





「……なに?」




目線はスマホに向けたままで、あたしに言葉を投げかける。






「……あたし、どうすればいい?」



本当に困ってるんだけど。