そう呼ばれながら、右腕をガシッと掴まれた。





「……え?」




掴んだのはもちろん君塚くん。





……な、なな!?



なに!?





「……き、き、君塚くん!?」




「一緒に行こ」





「えー!?」



どこに!?




腕を掴まれてただでさえパニックなのに!






「屋上だよ?」