「そう言えば猫ちゃん、どもらなくなったね」




「あ……ほんとだ。
って、ひざ枕しないでー‼」




「明日、ウルトラマン弁当食べたい」





君塚くんはニコリと笑ってそう言うと、あたしの膝に頭を乗せる。





「ウルトラマン弁当?」




「うん」




「……キャラ弁」




「そう、それ!」