君色ワールド

「猫ちゃん」




「…………」




「お願い。ね?」





黙り込んでしまうあたしを見て、君塚くんはあたしの右腕を解放して頭を撫でた。





……そんな優しい目で見ないで。



優しい、温かい手で触らないで。






……逆らえないじゃん。