先輩と病弱彼女



ついに待ちに待った大会の日

朝早くから風香と電車に乗って会場に向かっていた

美「ふゎぁぁ〜」

風「え!?みお、なんでそんなにくまできてるの!?」

美「え!できてる!?うっそ!」

風「うん、すっごく酷いよ、」

美「最悪っ!最近全然ねれなくて」

風「なんかあったの?」
風香はすごく頼りになる、すごくお母さんみたいになる時もある。

美「ん?んー、緊張しちゃってるから?(笑)」
なんて、誤魔化しておいた。本当は最近すごく息苦しくなって咳が凄く出るからなのです。

風「そっか!じゃあ無理しない程度にね!」

なんて言う話をしていたらあっとゆう間に会場についてしまった。

会場についてみんな集まってきた。

やばい!また苦しくなってきて咳が出そう、、

美「ごめん、風香、ちょっとトイレ」

風「うん、わかった!先生に言っとく!」

私は走ってトイレに逃げ込んで、すぐに
「ゴホッ、ヒュー、ヒュー、ゴホッ、ゴホッ、ヒュー、」

やばいっ、止まらない。
10分ぐらいしてから落ち着いてきた。

知らない男の人から
「大丈夫ですか!?」なんて声かけられて咄嗟に
「だいじょ、ぶ、です。」
なんて言って顔お見てお辞儀し、逃げるようにみんなのところに戻った。

風「遅かったね、大丈夫?」

美「うん、大丈夫!緊張しちゃって」

風「そっか、あんまり顔色良くないから無理しないでよ?」

美「ありがとう」

私たちの試合第3試合目だよって話していつも通り風香と試合を観戦していた。