先輩と病弱彼女



「しゅうごー!!!」「はーい!!!」
「5往復ダッシュ!!!」「はい!」

いつものアップをし終え、いつも通り部活が終わった。
そして、いつものように友達の風香と一緒に部室に戻っていた。

風「今日、疲れたね〜」

美「うーん、なんか最近すごく疲れる」

風「どうしたの?普段そんなに疲れてないのに」

風香に嘘を付いたってすぐ見抜いちゃう、鋭すぎるから嘘なんてつけない。

美「わかんないけど、最近少し苦しくなったりするんだよね。」

風「え!?それって大丈夫なの?」

美「まぁ、きっと大丈夫!!!」

風「そうやって〜、病院嫌いだからって!」

そうです、私病院大大大嫌いなんです。
だって注射とか針刺すなんて考えられないよ!

風「もし、ほんとに辛くなったら言うんだよ?」

二つ返事で私達は帰る準備を始めた