先「さぁ、美桜ちゃんの嫌いな点滴の時間だよ〜(笑)」

美「やっ!」
布団にくるまって出ないもん!

先「みおちゃーん、はやくでてきて。嫌なのはわかったから!」

美「せんせ、なんか苦しい。」
だんだん苦しくなってきた。

先「え!なんで酸素マスク外してるの?」
強引に付けられた。

美「だってこれやなんだもん。お話しずらいし、なんかこもってるから。」
ほんとにもごもごするの。

先「じゃあ違うのに変える?」
私は頷いた。
先生はうたのちゃんに連絡している

歌「お待たせしました〜」

先「ありがとう、ほんとに助かる、」
喋りながら付け替えていく。
鼻に短い管が挿され、そこから酸素が送られてくる。

そんなときに左鼻に違和感を感じた。
触ってみると鼻の中に繋がっていた。
不安になって先生に聞いてみた。

美「せんせっ、これ、なに?」
目がだんだんうるうるしてきた、

先「やっと気づいたか〜、それはね、美桜ちゃん、ご飯食べれないからそこから胃まで繋げてご飯送ってるんだよ?そうだ、ご飯食べる?食べるなら抜いてあげるよ?」
「食べれなかったらもう1回入れることになっちゃうけど。」

美「ごはん、たべる。」

先「ん、わかったよ、まっててね、」