天月君達は黒猫と白猫

何故かその子に目がいった
いつもは誰も気にならないのに...


その子がこっちを向いて驚いた顔をした
驚いた顔なのにものすごく可愛い...
綺麗というか可愛いに近い


その子はこっちに小走りで向かってきた
何か見つけたのか...
そう思ってるとあたしの前で足を止めた

「いやー!!そんな!!」

「美雪さん!!汚れちゃう!!」


とか人だかりからはあたしにたいする嫌み
まぁそうか...
あたしみんなに嫌われてるし ...


この子(美雪?)もどうせあたしをからかいに来たんだろう...
そう思ったのに...

フワッ

あたしの体に美雪の着ていたカーディガンがかけられた

意外な行動にあたしも周りの奴らもびっくりそりゃこんな可愛い子が嫌われてる奴に優しくするなんてありえないし...


「大丈夫?結葉ちゃん」

美雪は笑顔であたしを抱きしめた

『大丈夫だよ結葉♪』

結衣と同じような言葉で同じような抱きしめ方であたしを包んでくれた美雪

美雪からはフローラルの香りがした