天月君達は黒猫と白猫

~入学式~

「あはっはは!!お前なんか学校にいらねーよ!!」

「そうだ!!お前なんか死ねば!!」

いつもと同じ笑い声
いつもと同じ光景
変わってるのはあたしの体の痣の数が増えたことしかない

入学式の朝早くに屋上に連れて行かれて暴力された
水もかけられてて少し寒い


あたしは暴力と同じように男に汚されたこともある今まで遊んでたクラスメイトや
先生...


みんなあたしを人形としか思わない
でもあたしには結衣が見守ってくれてる
あたしの命は結衣がくれたものだからあたしは生きてる


あたし...結衣と同じところに行きたい...
でもそしたら結衣に怒られちゃいそうだな...


『まだ結衣にはやることがあるでしょ?』
って


でもねあたしにはやることなんて...ないよ
やっと終わっても制服が濡れたから入学式行けないな...

「どーしようかな...帰ろ...」


帰ろうと下駄箱で靴を履いた
バックは...いいや


濡れて気持ち悪い制服を早く脱ぎたい
靴下も濡れて靴も濡れた...


朝早いからバレないだろうと歩こうとすると目の前に人だかりがあった男子も女子も揃って ...これじゃ有名人のお出迎えだ...


邪魔...そう思いながら人だかりに向かおうとすると人が人だかりの真ん中を歩いてきた


茶色い髪の毛で髪は肩にかかるくらい
目がぱっちりしていて制服の上には白いカーディガンを着ていた