そう言って美雪ちゃんはその場を去っていった
その後は僕と翔は予定どうりに真逆になったそれと美雪ちゃんは何も言わず引っ越していった
僕には何も考えられなかった
あの時美雪ちゃんはきっと僕を...
なのに...何で
僕は美雪ちゃんが誕生日にくれたネックレスを握りしめた
羽のモチーフで僕の名前がはいったネックレスは3人のお揃いの物でもあった
僕は握りしめる手の力をよりいっそう強くした
「僕は負けない...」
美雪ちゃんが行ってしまった明るい雪道を眺めていた
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