幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






土「どこ行ったんだよ」



呟くも返事はない。



別の場所を探すか。



そう思いある部屋の前を通った時、聞き覚えのある声が聞こえた。



幸「いっ……、はな……して」



途切れ途切れで、聞き逃しそうなほど小さい声だったが確かにそう聞こえた。