幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






でもやっぱり先生も私から離れて行った。



師『お義母さんのために必死だったみたいだけど無駄だったね』



どうして先生までそんなことを言うの。



師『君は実力があって何度も成績を残してきた。でもそんなことで愛情が生まれるほど人間は単純じゃないんだよ』



分かってる。言われなくたってそんなこと。



師『君は生きてること自体が罪なのに、どうして死のうとしないんだい? あんなに死にたがってたのに』



死ななかったのは先生がいたから。



師『俺は君のことがこんなに嫌いなのに勘違いして可哀想に。俺は一度も君を好きと思ったことはないよ』



耳に焼き付いて離れないこの言葉。



この時私の中で何かが音を立てて崩れた。