幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






土「お前には単刀直入に言った方がいいだろうな。お前は長州の間者か?」



幸「違うって言って信じるの」



疑問でしょうがない。




どこでもそうだけど、悪事を働いた人間にあなたがやったのって聞いて違うって言われて信じる?



信じないでしょ。聞く意味ってある?



土「信じる信じないじゃねぇ。それが嘘かどうか見れば分かる」



確かに表情で嘘か本当か分かる場合は確かにある。私は人の変化に敏感だから尚更ね。



でもそれが絶対に正解だと言い切れるの。それに間違いはないってあなたは言える?



幸「どうして私があなた達の安心する言葉を言う必要があるの」