幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






山『組長は壬生寺にて長州の間者達と戦闘中です』



山崎さんからの伝令で走り出した私は一さんを助けるために壬生寺の門を潜った。



幸「一さん!」



数人が倒れているが、まだ十数人残っている。



中には新選組の隊士でない者もいて、敵は増える一方だ。



あの一さんが苦戦するのも頷ける。



急いで駆け寄り一さんを庇うように立った。