幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






山崎は俺に説明せず、幸の縄を解いた。



そして幸に耳打ちすると幸は立ち上がり、蔵を勢いよく飛び出した。



追おうとする俺の前に山崎が立ちはだかる。



土「おい山崎、自分が何をやったのか分かってんだろうな」



山「分かっています。ただ時間がないんです。説明は後でしますから」



そう言われ、幸の後を追い蔵を出た。



幸の向かった先を知らぬまま。