幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~






何を言っても反応しない。



まるで人形のような少女を見つめた。



前々から思っていた。こいつは生きた人形だと。



不自然なまでに整った顔は人形のようだが話すことも動くこともできる。



だから生きている。



でも表情がなく、からっぽな様はまさに人形だ。



何とか人間の女にしてやりたいと思ってしまう。



こいつは敵かもしれねぇのにな。