そしてやってきた、うちの会社入社以来の・・・いや、高峰リーダーも経験がないって言っていたから、もしかしたら設立以来の初忘年会の日だ。
私は休みの日だったので、朝はゆっくりと布団の中でごろごろして、気が済んだところで起き、まずは家事を済ませてしまう。普段は気ぜわしく体力もほぼ無くなった状態で帰宅するので、休日に家事はまとめてやることにしている。
朝食兼昼食をガツガツ食べたあと、山盛りの洗濯物を処理しにコインランドリーへ。洗濯と乾燥を待っている間に週刊誌でゴシップの収集、それが済んだら洗濯物を片付けて、部屋の中を掃除する。
実家では毎日曜日が大掃除の日と決まっていて、父も母も子供達も一家総出で掃除をしていたものだった。その代わり、普段は皿洗いと風呂掃除くらいしかしない。買い物も週に一度のまとめ買いだったして、休日に家事を全部してしまうというのは私の意識の底にこびりついていることなのだ。
トイレ、シャワーブースもピカピカにして、窓や壁も拭く。真冬だというのに汗だくになって掃除をすると、気持ちまですっきりしてくるから素敵だ。クッションや枕を狭いベランダではたいて埃を出す。それから布団乾燥機をセットして、ようやくひと段落ついた。
後は掃除に使ったものを片付けて・・・それで終わり。時計を見ると午後の4時。
集合の7時15分まで、あとはパソコンに没頭出来るってものなのだ。
あの夜平野にキスの「講義」をされてから、私は作品のキスシーンを書き直した。そしてそれ以降の公開をストップしてしまっている。



