「お、おい！」

「えっ？。優弥のこと？」

「うん。好きか嫌いかで言うと？」

「ん〜。好きだよ！」

「マジで！？ほんとか美華！」

「うん。友達として好きだよ」

「良かったねぇ。優弥君」

そんな事を言う美咲は訳ありそうな不敵な笑みを浮かべていた。

「てか、木村！お前いきなりあの質問はないだろ！」

「はぁ？別に、いいじゃん！美華だってあんたの事好きって言ってんじゃん」

「いや、友達としてだろ？」

「あったり前じゃん！優弥に恋？ありえるの？」

「………美華｡」

「え？な、なぁに？」

？？
訳が分からないという顔をすると美咲が優弥の方にチラっと視線を向けた。