暗黒のアニミズム

馬鹿な私の身体は 階段を降り
Moonの扉を開けていた

やはり、綺麗な世界で 甘い匂いがして
大人の女性が沢山いた
沢山の話し声と沢山の笑い声

もう胸が一杯だった。

だから気がつかなかった・・・
黒い服を着た男が隣にいた事に。

『 何だ?糞ガキ? 』

黒髪をバックに流し 180あるであろう身長
冷めた眼で仁王立ちしている

生憎、私はか弱い女の子じゃないし
生意気だと自分でもわかっている