暗黒のアニミズム

『 ねっ。ね。 いくら? 』

そんな言葉が耳に入り ヘぇ〜と思った
スーツを着た太ったオッサン。

漫画の様な事があるんだ
だからと言って 私からは何も言わない。

言葉はとても難しい
人と関わる事も

そんなつもりで言ったんじゃないのに
受け取る側には 違う意味でとられてしまう
だから 言葉は。 話すのは好きじゃない

その場から、またフラフラと歩く
オッサンは何か罵声の様な事を言ってたみたいだけど
私の耳には もう何も入らない