「夢かぁー。」 いつの間に寝ていたんだろう。また見てしまった。目をつむるだびに思い出すあの時のこと。もー忘れたいのになー。 あれから私は、学校に行かなくなった。 高校のときおばあちゃん家がある富山県にきた。 今の学校は、目立たないように誰とも関わらないように隠れている。そういうわけで誰も話しかけてこない。 それでもこの顔のせいで告白されることは、ある。噂が流れる。最悪なことだ。