〝朱里が、いなくてどうしようと思っていたら、健介がありちゃんと食事会を提案してくれた!感謝!そうだ!
福来ちゃんにアレあげなくちゃ!
コソッと私の部屋に呼んだらいいか!
楽しみ!〟

〝楽しかった!
ありちゃんには、ドキドキさせられて
なんか、すっごく意識しちゃって
名前呼ばれちゃった!嬉しい!
酔っぱらいだからだろうけど…〟

〝ありちゃんと一緒にお仕事した
風邪みたいで、心配…
どさくさに紛れて、番号聞いちゃった
あんまりありちゃんの話をすると
朱里が、寂しがるから
ここだけにしよう
あ、でも…明日、送迎しよう!〟

〝ありちゃんが電話くれた
ショーを観に来てくれるって
福来ちゃんの誕生日だった気がする〟

〝失敗せずに、いいとこ見せられたかな?
夕食作った
福来ちゃんにケーキ作ってあげたかった〟

〝朱里が、お兄ちゃん風を吹かせてる
福来ちゃんと晃ちゃんに懐かれて
嬉しかったみたい〟

〝品管に竹山さんが選ばれた
あーあ、ありちゃんと一緒にいたかった〟

〝打ち上げ…二重人格の竹山さんに
ドン引き…
ちょっと酔ったふりして、ありちゃんと手を繋いじゃった
でも…そこら辺から記憶ない…
おでこ痛い〟

〝嫌がらせ最悪〟

〝竹山さんを蹴ってしまった〟

〝喧嘩したムカツク!!!〟

〝どんなに頑張っても桂介にはなれない
仕事辛いな…〟

〝桂介の事… 忘れたくない
でも… ありちゃんが気になる〟

〝また運ばれた
お酒やめるように言われた
ありちゃんが子供達と来てくれた〟

〝ありちゃんの前で泣いちゃった
私は、恋なんてしちゃダメな人間なんだ
幸せになっちゃダメだ
今まで通り、朱里の為だけに生きよう〟

〝ありちゃんが好き
恋の諦め方がわかんない〟

〝朱里のバカ!
ありちゃんと私をくっつけるとか言ってたクセに!なんで、キスとかするかな!!
おかげでまた病院…明日は、検査〟

〝涼が永くないって…
桂介…ごめんなさい〟

〝クリスマスパーティに招待された
多分、最後の誕生日だね
いっぱい笑おう〟

〝ありちゃん…
もしも、私が健康なら
家族になれたのかな?
私は、奥さんの代わりかな?〟

〝働いて、少しでも多く朱里にお金を残さないと!〟

〝私が死んだら、朱里が心配…〟

〝ありちゃんと同じ気持ちになれた
それだけで、私は幸せ
恋は、諦める〟

〝朱里を養子にして貰いたいな
ありちゃん…結婚は、出来ないけど
私、ありちゃんが好き〟

〝朱里は、すっかり有瀬の人みたい
私がいなくても、大丈夫ね
朱里の卒業式まで頑張ろう〟






他にもたくさん

朱里と俺への気持ちが書いてあった



俺も朱里も、こんなに涼に思われていた

ふたりで泣きながら読んだ