2度目の水族館


イルカショーが始まる前から

胸がドキドキした


ショーが始まって、涼が手を振ってくれた


この前見たときには、なかった演出

イルカの背中に涼が乗って

一廻り


これが凄いのなんの

サーフィンしてるみたいだった


その後の、涼が投げる大きな輪っかを

ジャンプしてくぐる技とか


凄かった



「涼ちゃん、かっこいいねぇ」

「そうだな」

「晃ちゃんもママと泳ぐ~!!」


ショーが終わってから、晃喜が涼のところに向かった


「福来ちゃん晃ちゃん、お魚触る?」


誰もいなくなった会場で、ステージに上げて貰い


まだ、泳ぎ回るイルカに餌やりをした

その時、イルカを触って2人は、大喜び



涼が仕事終わるまで

レストランで待った


「お待たせ!帰ろう!」


その日、またまた俺んちで夕食を作ってくれた


「またねぇ~」


涼は、夕食を食べず、弟の待つ家に帰っていった