明日の朝言うべきか悩んだ


晃喜は、今朝も昼も食べてない


「福来、晃喜 明日は、パパと涼ちゃんのうちに晩御飯食べにいくぞ」

「「本当!?」」

「ちゃんとご飯食べないと、連れて行かないぞ?」

「食べる~!!」

「福来は、宿題終わらせて次の日の支度しとけよ」

「うん!わかった!!」



さすがにお泊まりってわけにはいかねぇ

晩御飯食べて、帰ろう


近所らしいし


学校あるし、仕事あるし!

















翌日の朝


「有瀬~ お泊まり準備したか?」

「してねぇよ
俺らも帰るよ
学校あるし」

「待て!!」


俺は、犬じゃねぇぞ!!


田島に着信だった


「おはよ!おう、いるぞ!
ほれ、涼が代わってくれって!」

「もしもし」

「もしもし涼です!
子供達の好きな食べ物を聞きたくて!」

「好き嫌いは、2人ともないので…
すみません… お気遣いしてもらって」

「いいって!敬語やめてよ!
気持ち悪いから!!
ねぇ? 泊まるでしょ?」

「いや 近所らしいから帰るよ」

「近所なら、いいじゃない
健介達は、帰らせるから!ね!!」



何だろう… 無駄にドキドキする



「いや、甘えてばかりは悪いから」

「涼!俺ら、仕事だから!
準備よろしくな!!」


田島… 横から勝手に電話とって切られた


「弟がいなくて、あいつも寂しいんだよ!
泊まっていけ!」

「荷物運ぶの手伝えよ…」

「おう!!」



腹を決めた…

涼が良いってんなら、いいか!!



やばい!!



すげぇ楽しみすぎてやばい!!



福来も晃喜も喜ぶだろうな!!






「有ちゃん… ニヤケすぎ…」


北村にドン引きされても、なぜか

ニヤケがとまらなかった