「田島… 晃喜がさ…」


「そりゃあ 激しいな…」


「福来まで泣くし…」


「涼に休みいつか聞いてみるわ」


「や!まてまて!!そういうの迷惑だろ!!
悪いって!!」


「だから、迷惑じゃないか聞くんだよ!
涼は、俺に遠慮とかしないから!」


ちょっと愚痴るつもりだったのに
田島は、あっさりと涼に電話をかけた


俺は、胸がドキドキした

涼がもし、迷惑って言ったら

そんな不安とまた会えるかもって期待


ん?期待???


「もしもし?仕事中か?
ぶはっ その喋り方ウケる!! ハイハイ

外出るから待てって… クク」


俺の気持ちも知らず、楽しそうだ


「もしもし 涼さ
この前の子供達が会いたいってよ!」


おいーーーー!!!!!
唐突すぎだ!!!!!


「そうそう うん
ならさ、俺んちで食事会するべ?
あーそらそうだな
わかった!明日な!
ん 了解!伝えとく!」


電話をきってから、ニヤリ


「明日、休みなんだとよ
だから、皆で涼の家で食事会だ
因みに弟が、実習旅行とやらでいないから
子供達と泊まっていけってよ
俺らは、愛の巣に帰るから!
学校の用意とかしとくようにな!
有瀬~ 貸し1な!?」

「いいのか!?
迷惑そうじゃなかったのか!?」


「私も会いたいって言ってたぞ!
駅まで歩いてこいよ
涼のとこ駐車場がないから、歩いていくからな!」


ん?



「もしかして、俺んちの近所なのか?」

「そうだけど」