「え……?今から…?」


彼の荷物をもつ係だな……。きっとたくさん何か買うんだろう。


「ああ。どうせ暇だろ?……こいよ。行かないとかいってもいかせるけど。」


そういうと私の手をつないでどこかにいく。


え…………!?


しのくんと手をつないでる……?


ぶぁぁっと顔があつくなった。


「え……!?しのくん!?なななんで手をつないでいるのでしょう……。」


「…お前逃げるかもしれないからその予防ってことで。」


手がゴツゴツしていて、小さい時の彼の手とは違っていた。