俺、篠川宏貴はあの鈍感幼なじみの北原舞子にずっと片想いをしている。


舞子と同じ高校にしたのは舞子と一緒の高校がよかったからだ。


高校のことを聞きだせたのは舞子の母親(おばさん)からだった。


俺がスーパーで買い物をしていたときたまたま陽子さん(舞子の母さん)と会った。その時に志望校を聞きだそうとした。けど、そのとき陽子さんが、


「舞子、宏貴くんに志望校のこと絶対に言わないでとか言ってたけど言ってもいいかしら……?けど、いいや!あ、これは舞子に秘密よ?」


といって、陽子さんは俺に舞子が目指しているところを教えてくれた。