この思いは譲れない

「あの……。」


「ん?どうしたの?」


「水上くんとは知り合いで……?」


「そう、同中。3年が同じクラスだったの。今年も一緒になるなんて思ってもなかったけどね。」


「奇遇だなー。俺もまさか遥華ちゃんと同じクラスになるはずないと思ってたよ。」


さっきまで仲よさそうだったのになんか見えない火花がちっているような気がするのは気のせい……?


「あ、図書委員一緒だよね。これからよろしく。俺、水上遼。」


「北原舞子です…!」


「舞子ちゃんね。よろしく、舞子ちゃん。」


そういって私の手をぎゅっとにぎった。


え……!?


いきなりのことに顔がほてる。男子と握手したことないからドキドキと動悸がはやくなる。