「―・・・バカ」



―――
「おはよう・・・」

「あっ真白!おはよ♪」

友達の爽音が私に話しかける。

「どした?元気ないじゃん?」

机に鞄を置き腕に顔を埋めた。

「ん・・・ちょっとね」

「何?弟くん?」

図星だ・・・。

「・・・」

「つうか、あんたらキスもまだなんでしょ?」

勢いよく顔を上げた。

「ななななんでそれをっ///」

「前言ってたじゃん。・・・・・はぁ、まだ手つなぐだけ?」

言ったっけ?

「うん・・・。」

「飛鳥くん相当我慢してると思うよ?」

「かなぁー?」

やっぱ我慢してる?

なんか、色々・・・。