「あら?もう起きたの?」


その声を聞いてびっくりした。

本当にそうなのか。


確認するために後ろを振り向いた。



「恋」



やっぱり…。


私の後ろに立っていたのは。

『お母さん』


だった。

「お母さんだよ?分かる?」