タイムスリップいたしました。

「ご…ごめんなさい。」


「わかってるならそこから除け」

わかってるよ、でも。
足が動かない

さっきまで
死のうとしてた
いらない人間なんだよ。

そんな人間

なの。私は。


“死にたくない”





くっそ…あんな気持ちだって

こんな変な所にきて思った迷い…

江戸時代?
戦国時代?

戦のある時代だろ


なら…
邪魔だと思うんなら

「殺せばいいだろ!」



「はっ?」





「だから!邪魔だとか言うんだったら…っていうか
そもそも
いらない人間な私なんて生きてる価値ないんだ。


だから切ればいい。

邪魔だと思うなら

私を切ればいい。」