希望の光はすぐそこに。


梨花「ごめんね。恋(れん)も火がつくとこんなんなっちゃうの。猫被ってるのよ。」

私「梨(りん)は黙ってて!」

梨花「はいはい。」

私「許嫁なんて嫌よ。私自由に結婚したいのに。」

悠斗「俺らだってそう思ったよ。な?玲央」 

玲央斗「実は、ね。でも、可愛い女の子だったから、まあ、いいか。って。しかもお嬢様だしね。」

悠斗「お前どんな目してんだ?こいつらのどこが可愛い?ブスの間違いじゃのねーの。お嬢様なんて名前だけじゃん。」

梨花「そうよね。私たちは、育ちがいいの。顔がいいはずないわ。」 
と涙ながらに言う梨花は、走って行った。

私「行きましょ?私達の部屋へ。」

玲央斗「梨花お嬢様は?」

私「いつものところだと思うわ。梨のこと。気にしないでね。いつものことだから.. ......。さあ、ついたわ。先に入ってて。私、梨、連れて、、来る、、か、、ら。」