次の日
いつもより早く目が覚めた。
というより全然眠れなかった。


「お母さんおはよ」

お母さんが物珍しいそうな顔で私を見る。

「今日は早いのね。
そんなことより今日も遅くなるからごめんね」

そういいながらお母さんが家を出ていく。