大切な君へ

周りからみんなの笑い声。

そんなのいまどうでもいい。

(昨日ぶつかった先生だ
やっぱりかっこいいなぁ…)

「石山さんー、石山さん!」

「あっ、はい!」

「外に夢中になってる中申し訳ないけど号令かけてもらえる?笑」


みんなが笑いながら
私を見る

「あ、はい、わかりました…
 起立、礼」


恥ずかしくて仕方がない。